同棲する際に気になる事のひとつに「会社(職場)への報告有無」が挙げられます。
- 同棲する際に会社への報告は必要?
- 同棲していることを会社にばれたくない
「できることなら同棲してる事は隠していたいけど、内緒にしていてバレたらどうなるんだろう…??」
と不安に思っている方も中にはいるでしょう。
同棲するにあたって会社への報告は必要なのでしょうか?
結論から言うと、同棲の報告は必要ありません。
ただし、引っ越しにあたって「住所変更」に関する報告は必要です。
そこで本記事では、これら2つをご紹介します。
- 同棲する際に必要な会社での手続き
- 同棲がバレるパターン5つと対策
手続きや報告は面倒かもしれませんが、それらを怠ると後々トラブルに発展しかねません。
正しく対応できるように、知識をつけておきましょう。

同棲歴約3年の私が書きました
約2分で読めるので是非最後まで読んでみてください!
同棲は会社(職場)に報告する義務はない

「同棲したら会社に報告しなきゃいけないの?」と不安に思っている方も多いと思います。
しかし、「同棲していること」は会社に報告する義務はありません。
上司や同僚に同棲をしたことを話しても話さなくてもあなたの自由です。
個人的には、何かとメリットもあるので
近しい関係性の上司や同僚には同棲を打ち明けた方が良いと思います。
同棲している上司や同僚の話が聞けたり、雑談のネタにもなったり、仕事以外の付き合いを断りやすくなります。何よりずっと誤魔化し続けるのは心が痛い…。

ちなみに私は新卒入社時から同棲しており、入社当初から上司や同僚に打ち明けていました。
同棲はマイナスイメージが強いと思っていましたが、
案外受け入れてくれる人ばかりだったので正直に打ち明けてよかったと思っています。
(会社の雰囲気が良かったのもあります)
ただし、関係性が浅い人、口が軽い人などに対しては隠しておいた方が安心かも。
中には同棲に対して悪い印象を持っている人や、人の噂話が大好物な人がおり、
知らない所で不利益を被ることがあるからです。
上司や同僚に話すか話さないかは、
職場の雰囲気や人間関係を考えて自分にとって不都合のない方を選んでください。
一方で、「住所を変更したこと」に関する会社(人事・総務)への報告は必要になります。
下記では詳しく見ていきましょう。
同棲の報告は必要ないが、引っ越しの報告は必要

住所変更の申告が必要
社会保険や年金、税金、会社の就業規則、通勤手当などに影響するためです。
会社は私たちの代わりに住民税や所得税の計算を行ってくれていますが、
住所によってその額が変わる場合があります。
また、就業規則に「住所に変更が生じた際は、速やかに会社に届け出ること」というように
引っ越し後正しい住所の報告が定められている会社もあるようです。
仮に申請しなかった場合、減給や降格に至る可能性が。最悪、解雇される可能性も0ではありません。
なお、会社に引越し報告を行うタイミングは、「早ければ早いほうが良い」と言われています。
できれば引越し後ではなく、引越し予定日や場所が決まったタイミングで報告すると良いでしょう。
住民票や運転免許証など
(住所が変わった旨を証明する書類)
会社によって異なるので、分からない方は上司や人事・総務に確認してください。
通勤経路の変更が必要
住所変更にあわせて通勤経路の変更届も必要。
引っ越し前より通勤費が安くなったのに
通勤経路の変更を報告せず今までと同じ支給額をもらい続けていれば、不正受給となります。
場合によっては処分の対象になる可能性も。
逆に引っ越しした事により通勤費が高くなった場合でも、報告は必要です。
支給額が足りないのはあなたにとっても不都合ですし、会社側からしても「未払い金」がある状態。
追加で支給してもらうなど余計な手間をかける場合があるので、きちんと報告しましょう。
報告するタイミングは、「住所変更の報告」と同じく引っ越し前がおすすめ。
引っ越し前に報告を済ませておけば、通勤手当の切替もスムーズに進められます。
住宅手当について
会社によっては住宅手当が支給される所も。
同棲の場合でも支給されるケースがほとんどなので、引っ越しすると住宅手当をもらうための申請が必要です。
- 住民票
- 賃貸契約書のコピー
一般的にこの2つ。住宅手当についてはこの記事を参照ください。
同棲が会社(職場)にばれるケース5つ

①社内恋愛のケース
引っ越しすれば住所変更の書類を提出しますが、住所が同じなので高確率でばれてしまいます。
同じ時期に引っ越した社員の住所が同じなら人事・総務の人に気づかれてしまいますよね。
また、一緒に帰っている所を誰かに見られることで同棲がばれるパターンもあります。
社内という限られたコミュニティ内である以上、どこから同棲がばれるか分かりません。
社内恋愛の場合は、
ばれてしまうことが前提で「どうすれば波風をたてずに周囲に報告できるか」を考えた方が良いかもしれません。
②住民票でばれるケース
引っ越しをするときには住民票の移動が必要になります。
住民票を移す際、
①一人が「世帯主」もう一人が「同居人」になる(世帯を一緒にする)
②2人とも「世帯主」になる(世帯を別々にする)
「世帯」の決め方はこの2通り。
このとき、①の場合は住民票上で会社に同棲している事がばれてしまう可能性があります。
同じ住民票に「世帯主」の名前と「同居人」の名前両方が記載されることになるからです。
「世帯」についていまいち分からない方はこの記事をご覧ください。
③賃貸契約書(住宅手当の対象者)でばれるケース
あなたが住宅手当の対象者の場合、
一般的に会社への申請するには「住民票」の他に、「賃貸契約書のコピー」も必要です。
もし引っ越し先のお部屋を彼氏彼女2人の名前で契約した場合、
相手の名前も「賃貸契約書」上に表記されます。
これによって同棲がばれてしまうパターンも。
ただし、
企業によっては申請に必要な書類が「住民票」のみの会社や、
そもそも「同棲者は住宅手当の対象外」という会社もあります。
住宅手当についてはご自身の会社に確認するのが確実です。
④噂話でばれるケース
書類上では同棲の事実がばれなくても、噂話によっていろんな人に同棲がばれるケースがあります。
例えば「内緒にしておいてね」と同僚Aさんに話したとしましょう。
あなたは「内緒にしてもらってるから大丈夫だろう」と思っていても、Aさんから「誰にも言わないでほしいんだけど~…」とBさんに伝わり、Bさんから同じようにCさんに伝わり・・・というように噂話は広まりやすいです。
「内緒にしておいてね」の話は同僚同士の会話のネタになるだけなのかも。
本当にばれたくないのならよっぽど信頼関係のある同僚でない限り、会社の誰にも言わないようにするのが良いでしょう。
⑤リモートワークでばれるケース
今ではリモートワークを導入している企業も多いですよね。
そんなリモートワークで会議をする際、
同棲相手の姿がカメラに写り込んだり、相手の声や物音がマイクに入り込んだりする事で
同棲がバレるケースもあるようです。
特にお部屋が狭かったり、お互いのリモート会議のタイミングがかぶるとどうしても同棲相手の音が入ってしまう事が。
一度くらいの物音なら誤魔化せそうですが、それが何度も続く場合は対策が必要です。
どうしても会社(職場)に同棲がばれたくないのなら

どうしても会社(職場)に同棲がばれたくないのならこれらの対策が必要です。
- 社内恋愛の場合は引っ越し時期をずらす
- 「世帯」をわける
- 「賃貸契約者」をどちらか一方のみにする(住宅手当がもらえる方)
- 職場の誰にも話さない
- 2人でリモートワークをしても問題ない部屋を選ぶ / リモートワークグッズを買う
下記では同棲のリモートワークで使える便利グッズを紹介しています。
ただし、いずれにせよ万全の対策ではありません。
少しでも同棲がバレる確率を下げたい!という方は実践してみてください。
必要な手続きだけ忘れずに!

同棲は会社に報告する必要はありません。
しかし、住所変更に関する報告は必ず行ってください。
必要な手続きを怠ったせいで会社から処罰を受けるのは嫌ですよね。
また、同棲がばれるのはこの通り。
- 社内恋愛のケース
- 住民票でばれるケース
- 賃貸契約書でばれるケース
- 噂話でばれるケース
- リモートワークでばれるケース
個人的には近しい柄の上司や同僚には同棲を報告した方が良いと思っています。
ただし、どうしても同棲がバレたくないという方は本記事で紹介した対策を行ってみてみてください。
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