お互い一人暮らしの同士カップルなら、家を行き来しているうちに”半同棲”状態になっている方が多いのではないでしょうか。
同じ家に住み、2人で一緒に暮らす「同棲」とは違って、
“半同棲”は住所の手続きなどなく気軽にできる分、責任の所在があいまいな状態。
特にお金の話はあやふやになりがちですよね。
- 半同棲をしている学生カップル
- 一人暮らし同士のカップル
今回はこのような方に向けた記事になっています。
成り行きで半同棲になったカップルの他、
「同棲する前に相手の生活スタイルをチェックしておきたくて半同棲をしている」というカップルも多いのではないでしょうか。
この記事では、「半同棲中のお金の管理方法」、「半同棲を失敗しないために気を付けること」を紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
同棲3年→結婚2年目20代カップル
ぴよきち
同棲3年→結婚2年目。妻のぴよきちです。ほとんど喧嘩したことのない仲良しカップルです。大学生の頃に付き合い、”半同棲”期間を半年過ごした経験からこの記事を書きました。
半同棲|お金の管理方法
半同棲で一番問題になりやすいのがお金の管理。
どちらかの家に泊まる事が徐々に増え、気づいたら半同棲になっていたカップルにとって、 お金の話はあいまいになりやすい問題ですよね。
あいまいになっている問題こそ、不満に繋がりやすいもの。
一度しっかりと話し合い、管理方法を決める必要があります。
下記では、半同棲のお金の管理方法2パターンをご紹介します。
生活費ごとに計算する方法
食費、光熱費、水道代、家賃など、生活費を項目ごとに分類して、それぞれを計算する方法です。
私たちもこの方法で、半同棲の時はお金の管理をしていました。
彼氏の家に週4~5で泊まりに行っていたときの内訳はこんな感じ。
食費 | 完全に半分 |
光熱費 | 一人暮らし時より多くなった分だけ払う(去年の同じ月と比較) |
水道代 | 払ってない(一律料金なので) |
ネット代 | 払ってない(ネット付き物件だったので) |
家賃 | 払ってない(自分の家の家賃があったので) |
今考えてみると食費以外はほとんど払っていませんでした…(;_;) (彼の寛大さに感謝です)
この方法であれば、それぞれの項目で妥当な金額が分かります。
公平さを保ちたい、お金の事できちんと話合いができるカップルであればこの分け方がおすすめ。
生活費全を「宿代」として泊まった日数分支払う
1か月の生活にかかった金額の合計を、日数で割り、1日泊まるごとにいくらかかるのか計算する方法です。
例えば、一人暮らしの時の1か月の生活にかかる支出が8万円だった場合、
8万÷30日=2,666
一人暮らしでの宿代は、1泊あたり2,666円になります。
ただ、2人で住めば単純に支出額も2倍になるわけではないので、あくまで目安の金額です。
この金額を基準に、もう少し安く設定するのが良いでしょう。
こんな人におすすめの方法です。
- 複雑な計算が面倒な人
- 泊まりに来る頻度が低い人
- 相手がなかなか生活費を出してくれない人
そもそも半同棲状態でもお金を出してくれない相手はどうなのか・・・という問題もありますが今は置いておきます。
「1泊いくら」という分かりやすいルールを設けておけば、泊まった日数分だけ徴収する事ができます。
話し合ってお互いが納得することが大事
付き合いたてのカップルであれば、お金の話を持ち出すことにまだ抵抗がある人もいるかもしません。
しかし、言いづらいことでも気になっている事があればコミュニケーションをとることが重要です。
特にお金に関する問題は不満につながりやすいからです。
また「半同棲のお金の管理方法はこうするのが良い」と決まっている訳ではないので、
2人が納得できるよう話し合うことが一番大事。
今後、同棲や結婚を見据えているカップルならなおさらです。
良い関係性を保つためにも、お金のことについて話し合ってみてください。
半同棲|失敗しないための注意点
半同棲を続けるにあたって、気をつけたい事はお金の問題だけではありません。
ラブラブな状態半同棲を始めても別れてしまうカップルも多数いるのが現実。
私の周りでも、大学生で半同棲していたカップルがかなりいましたが、そのほとんどが別れてしまいました…。
下記では、大学時代に半同棲を経て同棲をしている私が伝えたい注意点について、ご紹介します。
家事の分担も行って
たまに遊びに行く程度であれば、家主に「お客さん」として扱われます。
しかし、週の半数を相手の家で過ごしていればもう「お客さん」ではなく、もはや「共同生活者」ですよね。
ひとつ屋根の下で生活を共にしている人として、生活する上で必要な家事は自分で行いましょう。
一方で、「自分の家なのに勝手に家事をされていたら嫌だ」という人もいるので、その場合は相手と要相談。
家主が、何の家事をしてほしいのか/してほしくないのかを確認して
お互いに不満がたまらないよう家事分担をしていく事が大事です。
自分磨きは忘れない
半同棲、同棲すると「マンネリ状態」になるカップルは多いようです。
同棲していなくても起こる「マンネリ状態」ですが、
一緒にいる時間が長くなった半同棲カップルであればやはり気を付けたいところ。
お互いが飽きないように、努力することも時には必要です。
いつまでも相手にとっての「自慢の彼女/彼氏」でいたいですよね。
家にいる時でもメイクをする、スタイルを良くするためにダイエットをする、など
相手にもっと好きになってもらうために、できる範囲で自分磨きをしてみてはいかがでしょうか。
【学生の場合①】親に迷惑はかけない
学生が半同棲するにあたって、知っておきたいのが「親からすると半同棲はあまり印象が良くない」という事。
学生のうちはまだ親からの仕送りをもらっていたり、学費を出してもらっていたり、親から経済面で援助してもらっている人が多いでしょう。
そんな状態で、週の半分以上を恋人と過ごしているとなると親としては嬉しくないもの。
ましてや、親に家賃・生活費を支払ってもらっている場合ならなおさらです。
そうはいっても、やはり恋人と少しでも同じ時間を共有したいですよね。
親に見つからないようにこっそり半同棲をしているカップルも多いと思います。
最低でも半同棲によって親に経済面、生活面で迷惑をかける事だけは避けましょう。
【学生の場合②】単位は落とさない
私の周りでも、半同棲状態になってから学校に来なくなった大学生カップルは多かったです。
半同棲状態になれば、朝早くから学校に行くよりもつい2人の時間を優先したくなってしまいます。
しかし、大学にはちゃんと行きましょう。授業の単位は落とさないよう気を付けてください。
単位を落として留年までしたら、それこそ親が悲しみます。
一時の恋愛感情を優先した結果、今後の人生に支障が出るような事態になってからでは遅いですよね。
しっかりと学業はこなして、その上で相手との生活を楽しみましょう。
まとめ
半同棲カップルのお金の管理方法で大事なポイントやその他注意点は以下のとおり。
- 2人で話し合ってお金の管理を決める
- 半同棲でも家事分担はしっかり行う
- 学生の場合、親に迷惑をかけない
半同棲は一緒にいる時間が増えるというメリットもありますが、生活費や家事分担などのルールが決めづらいというデメリットもあります。
状況に合わせてお互いに納得するルールを決めていくことが大事なポイントと言えそうです。
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