同棲しようと思った時に、まず気になるのがお金の問題。
同棲を始めるカップルにとって、お金のルールや管理方法をどうするかは重要ですよね。
- 同棲を始めるなら、お金のルールは決めておいた方が良い?
- 同棲中だけど、お金の管理方法を見直したい
- 他のカップルはどういうルールでやってるのか教えてほしい
今回はこのような方に向けた記事になっています。
せっかく大好きな人と同棲するのに、お金の事で揉めてしまうのは嫌ですよね。
この記事を読めば、自分たちに合ったお金のルール、管理方法が分かります。
また、ずぼら人間の私たちのお金の管理方法もご紹介します。
是非最後まで読んでみてください。
同棲3年→結婚2年目20代カップル
ぴよきち
同棲3年→結婚2年目。妻のぴよきちです。ほとんど喧嘩したことのない仲良しカップルです。
お金のルール・管理
①お財布は?
・お財布は別々が基本
将来結婚を考えている2人でも何があるか分かりません。
同棲時には、お財布は別々が基本。
お互いが自分の財布を管理していれば、万が一別れる事になった際にお金でもめることもなくなります。
ただし、一方がお金の使い方がルーズな場合などは、財布をまとめてお金の管理は全てもう一方が行うというのも一つの手です。
・2人共通のお財布をつくる
完全に別々で財布を管理していると、 2人でお金を分担して出したい時にいちいち計算するのが面倒です。
そこで基本的には各自のお財布をもち、2人で使うもの用に共通のお財布も作るというカップルも多いようです。
『食費や駐車場代はこの財布から』など用途を絞って共通のお財布を作ると、共通のお金を使いすぎる事なく、面倒な計算もなくす事ができます。
・共通口座をつくる
共通のお財布と同じように、共通口座を開設する方法もあります。
共通の口座に毎月お互いが必要な分だけ振り込むことで、2人のお金をひとつにまとめられます。
口座であれば、口座残高や入出金履歴がスマホからでも確認できるので便利です。
「レシートや明細書の管理が苦手!」という方には共通口座に紐づけてクレジットカードを作るのもおすすめです。
ただ、口座やクレジットカードを新しく作る際は、名義人はどちらか一人になってしまうので注意が必要です。
②生活費の支払いは?
・毎月一定の金額をお互いに出す
あらかじめ、毎月かかる生活費を計算し、それぞれの収入に応じて一定の金額を出す方法です。
毎月一定の金額なので、毎月費用の計算をするのが面倒というカップルにおすすめです。
残ったお金は2人で貯金したり、お出かけの際に使ったりできます。
・金額単位で完全に折半
毎月の生活費全てを完全に折半する方法です。
公平にお金の分担を行いたいというカップルにおすすめです。
毎月使った分だけ支払い、余りのお金もないので自分のお金として使う事ができます。
・生活費の項目ごとで分担
彼氏は家賃、 彼女は食費/光熱費/水道代など、
生活費の項目に分けて分担します。
お金の分担が明確で分かりやすいです。
この支払い方法は
- なるべく計算をなくしたい
- 支払いを単純化したい
というカップルにおすすめです。
ただ、項目によっては毎月支払い金額が変動するため、
「半分ずつに分けたつもりだったけど気が付いたら彼女の方が多くお金を出していた」 となってしまったり、金額は正確に折半できないのが注意点です。
お互いが納得できる支払い方法を見つけていきましょう。
③どちらが管理?
「女性がお金の管理をする」という固定観念がある人もいると思います。
しかし、必ずしも女性が行う必要はなく、より生活費の計算やお金の管理得意な方に任せるべきです。
一方がお金にだらしない方であればなおさら、 管理が得意な方に任せて2人の家計を守っていきましょう。
【体験談】私たちの例
・生活費は毎月一定の額を同じ額づつ出す
毎月必ず出ていく生活費は、月の初めに一定額を出し合っています。
2人とも社会人歴は同じ、そこまで収入に差がないため、きっちり同額です。
金額については「今月の生活費が足りなくて追加でお金を出さなきゃ」ということがないように、本来の生活費よりも少し多めに設定しています。
・共通の口座をつくり、そこで生活費をやりくり
2人で出し合ったお金は共通の口座に入れて、そこで生活費を管理しています。
家賃は口座から振込、食費は共通口座に紐づけたクレジットカードで支払いを行うなど、生活費はこの口座から出すようにしています。
ちなみに、分担があると面倒くさいので、 口座名義だけでなく、家賃、光熱費、水道代、ネット代など全て彼氏名義で契約しました。
・二人でお出かけする時の支出は共通口座から
共通口座には生活費よりも少し多めにお金が入っており、余ったお金は2人でお出かけする際に使う事にしています。
ただ、旅行など大型出費の際は全て彼氏がクレジットカードで払い、使用料金が分かったら割り勘分を私が彼氏に渡すというようにしています。
2人でのお出かけでも出費は出費。
きっちり半分ずつ出し合うのが私たちのルールです。
・娯楽費、交際費、医療費などは自分の財布から
2人で使うお金は2人で半分ずつにしていますが、趣味代、飲み会代、通院代などは自分のお金でやり繰りしています。
どちらかが個人的にほしいと思ったものも自分の財布から支払いします。
・貯金は各自で 貯金は各自が
自分の口座で行っています。
2人で共通の貯金をためるのも良かったのですが、 お互いに積み立てNISAなどの投資を行っており、貯金より資産を増やす事に専念中です。
別々で貯金や資産運用を行うことで、「お金の管理は自分でする」という意識になり、 お互いのマネーリテラシーの向上に繋がりました。
お金の管理についての注意点
・家計簿もしっかりつけて、節約・貯蓄を
同棲していると一人暮らしに比べてお金が貯まりやすいのは事実。
ただ、家計簿もしっかりつけて毎月の支出を管理してこそ更にお金は貯まりやすくなります。
一人暮らしよりも出費が少なくなるからといってお金の無駄遣いは禁物です。
しっかりと節約も行い、2人の将来に備えて貯蓄していくのが◎。
・お金のことは曖昧にしない
どちらがいくら払うか? 同棲前のデート中であればあまり追求してはいけない部分だったかもしれません。
しかし、同棲するとなると話は別です。
例えば、
- 彼氏の方が彼女の2倍食べる量が多いのに、食費を折半している
- 彼女の方が収入が多いのに生活費を折半している
などの理由でお金に関して不満を持つカップルも多いようです。
お互いが納得して決めないと後々不満が出てきます。
そうならないために、2人でよく話し合い、最初にルールをきちんと決めておく事が大切です。
また、不満が溜まる前にルール変更できるように定期的に話し合う事もおすすめします。
・お金のトラブルは、同棲解消にも繋がる
もし相手が浪費家だったり、生活費を払ってくれなかったり、勝手に2人の貯金を使っていたらどうでしょう?
いくら相手の他の部分が良くても、お金の問題が多いと同棲解消に繋がってしまうのです。
お金に関して相手に直してほしい部分があれば、遠慮なく言って直してもらいましょう。
また、一方の収入が明らかに多い場合でも、 「一方が全て負担」はおすすめできません。
平等な関係性が築けない場合が多く、お金以外の部分で不満がたまり、別れに発展する可能性があるからです。
お金の事は慎重に決めていきましょう。
まとめ
お金のルールや管理方法を決める上で大事なポイントは以下のとおり。
- 2人の収入や性格・価値観に合わせて決める
- どちらが何を管理するのか?分担はあやふやにしない
- 2人でよく話し合って決める
2人の事は2人で決めるのが一番です!
ぜひ、今からお金のことについて話し合ってみてください。